蕨拠点設立一周年記念特別記事(2/2)
2012年7月26日 TCG全般第二部です。
今回は、サックリ行きます!
■バックギャモンをプレイしよう!
さて、第一部にて、その魅力的な部分の「概要」を説明したつもりではありますが、やはりこういった物は実際にプレイしてみるのが一番だと思います。
私の説明では、まだ細かいルールについては全く触れていません。
そこに関しては、既に存在するサイトを御紹介させていただく事で、ご容赦願います。
やはり、なんと言っても日本の総本山である「日本バックギャモン協会」の公式サイトが一番であると思います。
(http://www.backgammon.gr.jp/)
ページ中央上部の「■BACKGAMMON」より、「ルール」の項にて動画と共に詳しく解説があります。
特に動画の方を見れば、何よりも解りやすくバックギャモンのルールを理解できることでしょう。
もちろん、まず実際にやってみてから、改めて確認するのも良いと思います。
私はその方法でバックギャモンのルールを理解するに至りました。
■バックギャモンをプレイする方法.
バックギャモンをプレイする方法は、大きく分けて二つ!
「実際にバックギャモンのボードを使用して、プレイヤーと対戦する」
そして「コンピューターソフトを用いて対戦する」です。
■ボードを使用したプレイ.
「バックギャモンのボードを所有している人と対戦する。」
そんな単純にしてあたりまえの事が、大人になるとけっこう難しかったりします。
何の気兼ねもなく、沢山いる近所の友人の家へかけつけられる少年時代の様にはいきません。
無論、私の自宅で実施するのは大歓迎ですが、それも限られた条件の人でないと実現は難しいものです。
しかし、以下の要領にてある程度問題を解決する手立てはあります。
(1)バックギャモンをプレイする事が許可された飲食店へ持ち込んでプレイする。
たとえば都内には、そういったカフェやダイニングバーなどは幾つもあります。
店に常設してあったり、しかも店の従業員やオーナーが対戦してくれるところもあるようです。
(2)ボードゲーム専門店の卓でプレイする。
店の趣向にもよりますが、例えば秋葉原の「ロール&ロール」では、バックギャモンのプレイも可とされています。
(3)例会に参加する。
例会とは、バックギャモンの定例会です。
土日を中心に、会議室等の公共の施設で行われます。
多くが会員制ではなく、また事前連絡が不要であり、経験の有無に関わらず参加できます。
実施される内容としましては、フリープレイ、レート戦、ワンデイトーナメント、タイトル戦、大きな大会参加権をかけた予選等など、様々です。
基本的に、それらを任意に選択して楽しむことになります。
尚、上記「1」と「3」については、先に紹介しました日本バックギャモン協会の公式サイトにて情報があります。
■コンピューターを使用したプレイ.
何より、未経験の状態からいち早くバックギャモンを体験するなら、コンピューターを利用したプレイが最速となります。
以下に挙げるソフトなら「無料」にて、充分な機能と幅広いCPUレベルの選択が出来ます。
(1)GNU BACKGAMMON
PC用のソフトです。CPUとの対戦や、棋譜の解析(最善手か否かの数値的な判断)を行う事出来ます。
↓日本語による導入解説サイト
http://www.geocities.jp/oni_1ban/backgammon/gnu_bg/index.html
(2)PLAY65
PC用のネットワーク対戦ソフトです。ブラウザの使用と、ソフトのインストールを選択出来ます。
世界中のプレイヤーが利用しています。
実際のお金($)を使用した真剣勝負も出来ますし、仮想のファンマネーを使用した勝負も出来ます。
↓公式サイト
http://www.play65.jp/index.html
(3)Pocket Backgammon
iPhone用のソフトです。
シンプルな表示部でありながら、GNU BACKGAMMON がベースとなっている本格派です。
↓App Store のページ
http://itunes.apple.com/jp/app/pocket-backgammon/id328598451?mt=8
■私とバックギャモン.
備忘録を兼ねて、現在に至るまでの軌跡を以下のとおり記載します。
中学時代(1997年あたり):何かで、バックギャモンのボードと石が配置された写真を見る。
友人の一人がプレイした事があるというのでどんなゲームか尋ねると、彼はクールに「すごろくみたいなものだよ」と言っていた。
よくわからないので、それ以上の興味を得るには至らなかった。
その後、数年に一度は、似たような問答はあったと思う。
時を経て、2012年1月。
大河ドラマの平清盛で、バックギャモンと思しきものをプレイしているシーンを見る。
なぜ平安時代にバックギャモン的なものをプレイしているのか気になり、調べた。
そこで、盤双六の存在を知る。
その後、今年の春ごろ(おそらくはFMOのMTG交流会にて)プロクト氏との会話上で、バックギャモンについての話題があったと記憶している。
この時には、ある程度バックギャモンへの関心は高まっていたと思う。
6月24日、なんとなく「やってみよう」と、iPhoneアプリのバックギャモンをプレイする。
想像を超える程面白くて、実際にボードを使ってプレイしたくなってしょうがなくなった。
数日後には、バックギャモンのボードと、指南書とも言える「バックギャモンブック」をamazonで入手していた。
7月7日、会社のMTGメンバーを自宅に招待した際、半ば強引にボードを使ってプレイ。
あまり乗り気でなかった者も、その対戦模様を見て一気に見解が変わったようで、すぐに対戦を申し出てくれた。
誰もが1ゲームでルールを理解し、白熱した対戦を実現出来る事が証明された。
7月8日、赤坂例会参加。場所は赤坂見附駅近くの碁会所。
始めてバックギャモンをプレイして2週間での、例会初参加。
たまたま都合の良かった日にやっていたので行ってみたが、本来主に「ガチ勢中のガチ勢」が鎬を削り合う場なのだという。
しかし、初参加で初心者の私にもレート戦を実施していただいたり、感想戦や指導対戦も行っていただいたり、本当にありがたい一日となった。
ちなみに、5ポイントマッチを数回行っていただいたものの、一度も勝利を収めることは叶わなかった。
ただ、後日 GNU BACKGAMMON をプレイした際に驚くほど勝てるようになっており、如何に赤坂例会での体験が自分にとって多くの物をもたらしたかを理解することとなった。
7月14日、埼玉例会参加。場所は南越谷駅近くの会議室。
赤坂でお世話になった方に、「埼玉は本当に幅広い層のプレイヤーがいる」とお勧めしていただき、参加する事に。
本当にその通りだった。
対戦成績は、単純な勝ちと負けを総当りで行うシングルポイントマッチで5勝6敗。
ポイント計算有りの一回勝負を総当りで行うラウンドロビンで「+5ポイント」「-15ポイント」でトータル-10ポイント。
バックギャモン初心者が簡単に勝ちを得られるような甘いゲームでは無い事が確認出来た。
尚、この日の帰りは終日頭を使いすぎたせいか、かなり酷い頭痛に苛まれるあまりに吐きそうになるという事態が発生。
生まれて始めての体験であった。
7月22日、四谷ひろば例会参加。場所は「四谷ひろば」なる、都会の廃小学校を再利用した公共施設。
いたるところで文化的活動や、スポーツが実施されており、さながら大人の文化祭の様相を呈していた。
言うまでもなく、我が母校の「羽鳥祭」を思い出し、なんともいえない感慨にふけってしまう事に。
例会は教室だった部屋の一室で行われていた。
主にフリープレイを実施。
また、タイトル戦(何のかは失念)の実施と、1ラウンド毎のPCソフトを使用した棋譜の解析、説明会を実施していたので見学。
赤坂以来のレート戦は1度行っていただいたが、ついに初の勝利を収める事となった。
以上にて、現在に至ります。
■FMOによるバックギャモン交流会.
ここで、FMOの臨時バックギャモン交流会のお知らせです。
8月中、藤沢市労働会館にて実施します。
会場は7月29日に予約を取りに行くので、追って展開いたします。
内容としては、
・ルール説明(インスト)を行う、
・フリープレイを行う、
・簡易トーナメントを行う、
の流れで行きたいと思います。
また、FMOの企画なので、会場でのMTGプレイも可とします。
MTGのプレイのみの参加も、もちろん可です。
■最後に.
冒頭で「サックリ」とか書いたけど、結局第二部もガッツリになってしまったw
仕事後にダッシュで書き上げたのでかなり荒削りで、第一部同様のアホなミスもあるかもしれないけど、以上にて蕨拠点設立一周年記念特別記事を締め括りたいと思います。
ここまで余すことなく読んでくれた方はもとより、ナナメ読みをして下さった方も、お付き合いいただき本当にありがとうございました。
これからもFMOを中心とした様々な活動を、蕨~都内~藤沢にて展開してまいりますので、何卒よろしくおねがい申し上げます。
2012年7月26日未明 xTaichi
コメント